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カッコつけ運転

【J君】から聞いた自動車学校で起こったお話。 さん からの投稿

 

当時、J君は高校3年生で、一緒に通っていた周りの仲間達も高校の同級生ばかりだった。

ある日の実技教習である、教習所内を助手席に教官を乗せず、一人で運転し、無線で教官からの指示通りに運転するという「無線教習」の時、事件は起こったという。

無線教習では、5人の車が教習所内を走行し、それぞれ1人ずつ教官が無線に繋ぎ、それぞれ別々のルートを走行するというもので、その時、運転手5人とも全員同じ高校の同級生で顔見知りの男女であり、5人の中にJ君が好意を寄せる女の子【Aさん】がいたという。

J君はある十字路交差点で教官から右折の指示を出されたのだが、誤って左折してしまい、迂回して十字路を目指していた途中、前を走る車がAさんが運転してる車と遭遇し、Aさんが運転する姿に目を奪われながら、Aさんの後ろにつづくよう運転していたJ君。

運良くAさんと同じルートになり、十字路の交差点にAさんが到達し右に曲がる車線で赤信号停止しており、そこにJ君も後ろからつづく。

はずだったのだが、J君は先程の「左折ではなく右折」という意識と「Aさんとツーリングのように並んで、窓越しに頬笑み合いたい」という願望が働き、J君に悪気なし100%の状態で、こともあろうかAさんが停まっていた右に曲がる車線の更に右の反対車線に侵入し、Aさんの右隣に仲良く並んで停車してしまったのだという。笑

頬笑み合う暇なく、無線から教官による怒鳴りが飛んだことは言うまでもなく、怒鳴りが他の教官の無線にも入り、同級生5人全員に反対車線侵入が伝わってしまった。

翌日から命懸けのアプローチで反対車線に飛び込んだ男として、茶化されるようになったそうだ。

実際の道路じゃなくて本当にマジで良かったとお話してくれました。笑