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イチゴのクイズそうくる?

匿名希望 さん からの投稿

 

私の家族で起きた忘れられない面白い話を紹介します。

現在、私の家族は50歳になる私と5歳年下の妻と高校生の兄ちゃんと2歳年下の中学生になる妹がいます。

ここで兄と妹のニックネームを各々、仮にメロンとイチゴとします。

これからする話は、メロンが幼稚園に入った頃のお話になります。

私達夫婦は共働きなので、メロンが幼稚園に入るまでは、メロンもイチゴも昼間は近所に住む祖父母の所で預かってもらっていました。

そんなメロンが遂に幼稚園に通うようになり驚いたのは、元々おしゃべりだったのが、更に輪をかけてよく話すようになったことでした。

私達家族は家族イベントとして、大体隔週で子供達の大好きなアンパンマンミュージアム等の娯楽施設によくドライブがてらに出掛けていました。

そのドライブの車内で、一生忘れられない面白い伝説の出来事が起きました。

それは、これから出掛けようとしていた車内でのことです。

兄のメロンは今日も得意気に幼稚園で仕入れてきたクイズ問題を家族の皆んなに出していました。

それは、いつもパターンが決まっていました。

例えば最初に、問題だよ!1+1=な〜んだ?と言う感じでした。

そして、回答者が2とか答えると、メロンが、ブーブー!正解は田んぼのタでした。

みたいな流れで、次から次へと驚くほどに問題が出題されました。

それを黙って見ていた妹のイチゴも仲間に入りたくてしょうがなかったのでしょう。

イチゴも問題やりたい!と叫びました。

じゃ、イチゴも問題出してと妻がお願いし、イチゴから初めてのクイズ問題が出題されました。

どんな問題が出るのか?とてもワクワクしました。

そして、イチゴが叫びました。

「問題だよ!な〜んだ?」

一瞬、耳を疑いました。

私は、イチゴにもう1回クイズを出してとお願いしました。

すると、イチゴがまたクイズを出しました。

「問題だよ!な〜んだ?」

やっぱりさっきと同じでした。

妻ももう1回お願いしました。

「問題だよ!な〜んだ?」

やはり問題がありませんでした。

そうなんです。

2歳のイチゴは、仲間に入りたかっただけなのです。

その後、何度も聞きましたが、全てクイズは同じでした。

「問題だよ!な〜んだ?」

状況が分かると皆んなで大笑いして、イチゴも一緒に笑いました。

これを含めて、幼稚園前の子供達の全てが忘れられない面白い思い出です。

いつまで皆んなで仲良く楽しく暮らして行きたいです。

「それじゃ最後に、問題だよ!な〜んだ?」