家族の話

シロイコトリ　さん　からの投稿

これは、私の家族の話です。

私は二人姉弟で4歳下に弟がいます。

弟の配偶者である義妹の家庭は、女系家族。義妹は三人姉弟の末に男の子＝弟がおりますが、お母さんから上はさかのぼる事、皆女系の子供に恵まれたそう。

お母さんは一人娘なのでお父さんは養子。

おばあちゃんも。ひいおばあちゃんも。そして若いうちに皆さん出産されていますので、義妹はひいおばあちゃんと、おばあちゃんと幼少期から成長過程をともに過ごし、二人の人生最後を見送る事も出来ました。

私の弟はお付き合い時代にもご家族と仲良くして頂き、ひいおばあちゃんにも可愛がって頂きました。

結婚してから、孫＝私から見た甥っ子が生まれた時、ひいおばあちゃんは亡くなっていましたが、おばあちゃんは、持病がありながらもお元気で、それはそれはお喜び。

二家族で盛大にお祝いしたのがまだ鮮明に思い出されます。

もともと糖尿病があり、治療しながら家族に支えられていたものの、甥っ子が3歳の冬に亡くなりました。

お線香をあげに、私も両親を連れて、義妹のお宅に伺いました。

私の弟も家族として受付に立ったり、来訪者への挨拶や案内等の対応に忙しく動いています。

通夜は翌日ですから、ご近所の皆様が中心です。

私達もお焼香させて頂き、弟も準じ時間でお参りを。

遺影の前でお辞儀をし、ひとつまみ、ふたつまみ、と儀式動作をする弟をぼんやり眺めていたその時！弟が手を合わせた後に、木魚を「ポーン」！もう大爆笑！！おりんと間違えたんだそうですが、志村けんのコントさながら、素のおとぼけに笑わせて頂きました。

おばあちゃんも「●●ちゃん(弟)らしいねえ」ときっと笑ってくれたでしょう。